ペットが病気になった時にお世話になるのが動物病院。
動物病院の数は以前と比べると増加傾向にあり、それだけペットを家族に迎えている家庭が多いことが分かります。
さて今回は動物病院に愛犬を連れて行く際に覚えておくと役に立つ3つのポイントをご紹介しましょう。
これらのポイントを抑えておくことで、トラブルに合う確率がぐっと減るはずです。
-Contents-
動物病院へ行くときの格好は?
おしゃれな格好はNG!何の為に行くのか考えよう
あなたは動物病院に犬を連れて行く際、どのような服装で行っていますか?
まさか女性はスカートやワンピース、足がキレイに見えるヒールのある靴でなんてことありませんよね?
オシャレな服装で動物病院へ行くと、あなたや愛犬がケガをしたり周りの人に迷惑が掛かる可能性があります。
動物病院へはどのような服装で行くのが正解なのでしょうか。
気になる正解は『長袖・運動靴』になります。
長袖・運動靴で自分と愛犬の両方を守ろう!
まず長袖、これは飼い主がケガをしないためです。
動物病院に犬を連れて行くと大体の犬はパニック状態に陥ります。
そのため暴れたりする場合もあり、信頼関係が構築されている飼い主が噛まれるなんてことも珍しくありません。
犬に関する人間のケガには『咬傷』だけでなく『引っ掻き』も高確率で発生します。
たかが引っ掻きくらいでケガをするとは思えないかもしれません。
しかし興奮状態にある犬は力いっぱい暴れるので、通常すぐ治るミミズ腫れなのに中々元に戻らないこともよくあります。
犬の爪にはバイ菌がいるので、最悪引っ掻きキズが化膿してしまうかもしれません。
ですから長袖はパニックになった犬による引っ掻きから体を守ることが出来ます。
そして運動靴ですが、精神的に不安定になった犬は脱走することもあります。
それだけでなく飼い主の不手際からリードが手から抜けたなんて話も。
もし脱走しても運動靴ならすぐに動けますし、とっさに犬を捕まえることだって可能です。
想像してもヒール付きの靴では難しいですよね。
このように実際に動物病院から逃げ出す犬は少数ながらいるので、地面を踏ん張れる運動靴は重要なのです。
面倒かもしれませんが、万が一のため動物病院に行く前には長袖・運動靴に服装を変えましょう。
待合室で居合わせた犬とケンカしないには?
リードは短く、犬は足の間に置こう
動物病院の待ち合い室でリードを伸ばしておくと近くの犬とケンカする場合もあります。
ですからリードを短く持ち、飼い主の両足の間に犬を座らせましょう。
もちろん両足の間ならば床に犬が横になってもOKです。
両足の間にいればとっさに犬を制御出来ますから犬を足の間に挟みましょう。
余談ですが動物病院の待ち合い室は人間の病院の待ち合い室と違い非常にコンパクトです。
悪く言えばとても狭いです。
1人の待ち方次第ではスペースを取ってしまうのでもっと狭くなります。
なので最小のスペースで順番待ちをするとたくさんの飼い主と犬が待ち合い室にいられるようになります。
動物病院にはたくさんの飼い主と犬が待ち合い室にいます。
そこで吠えたりケンカしてしまう前に、ちょっとした工夫でトラブルを防止するようにしましょう。
動物病院でパニック状態の犬を落ち着かせるには?
診察の順番が来るまで外や車で待とう
待ち合い室にいると吠えたり逃げ出そうと落ち着きがなくなる犬はよくいます。
動物病院スタッフは慣れていますが、他の飼い主と犬に迷惑が掛かってしまいますよね。
もしパニックがひどいなら動物病院外で順番を待つのもオススメ。
外に出て少々散歩しながら待っていると次第に犬も落ち着きます。
あまり興奮しすぎると過呼吸など犬にも負担が掛かってしまうので状態を見て臨機応変に対応してください。
また秋冬など外で待つには寒い時期は車で待つのもいいですよ。
注意ですが外に出る前には受け付けスタッフに外にいると伝えておくようにしてください。
あらかじめ伝えておくと順番が来る直前に呼んでもらえるなど、混乱を来すことなくスムーズに診察が済みます。
まとめ
動物病院へ行く際のポイントを3つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
犬も人もおっくうな動物病院ですが、ちょっとした配慮をするだけで他の飼い主と犬に迷惑を掛けず、さらには愛犬の精神的肉体的負担も軽減することが出来ます。
動物病院へ行くときはトラブルを避けるためにも、今回のポイントを是非参考にしてみてください。