お客さんが来るとあんなにイイ子だった愛犬がワンワン吠え始めてしまった経験はありませんか?
こうなるとお客さんに申し訳ないですよね。
この他にもおしっこをガマンできずお部屋を汚してしまう犬もいます。
これら問題行動は継続してトレーニングをすると改善することが可能です。
愛情を持ってワンワン吠えてしまう愛犬をイイ子にしつけ直しましょう。
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来客が来る前に散歩へ連れて行こう
粗相をしてしまう犬は来客が来る前に散歩に連れていきましょう。
おしっこやうんちは興奮していると出てしまいやすいので、あらかじめ用を足させておけば気になりません。
来客がいつ頃来るのか時間を教えてもらっておいて、その時間の直前に連れていってください。
もし犬が粗相してしまってもすぐ片付けられるように、消臭スプレーやふきんをお部屋のお客さんに見えない場所へ置いておくと安心。
お宅にはそれぞれ独特のニオイがあります。
普段何気なく暮らしている住人には中々分からないものですが、外から来た人からするとニオイに苦しめられることも。
ですからすぐに清潔にできる掃除グッズを置いておくなどエチケット面で配慮できるスマートな飼い主でありたいですね。
犬が吠え始めたらすぐにケージへ
そしてお客さんを室内にお招きし、犬が吠え始めたらケージの中へ入れましょう。
ケージには中が窺える小さなスキマが開いていますが、そこが隠れるように上からシーツなどを掛けてケージの中が暗くなるようにします。
吠えなくなるまでケージの中でじっとさせていると興奮が冷めて大人しくなります。
そしてそのまま静かでいられたらおやつを渡して誉めてあげてください。
犬にケージの中に入って静かにしていたらおやつがもらえると理解させましょう。
そうすると犬はおやつをもらうために静かにしているようになります。
もしケージの中でワンワン吠えてもケージを叩いたり叱ってはいけません。
怒りたくなる気持ちも分かりますが放っておきましょう。
何かしら反応してしまうと騒げば自分のことを気にしてくれると思わせてしまいます。
そしてケージを叩いてしまうと、ケージが怖い場所となって入るのを拒むようになってしまいます。
犬は珍しいものには敏感です
普段はイイ子なのに来客があると興奮してしまい悪い子になってしまう犬ってよくいますよね。
こうした犬は来客が珍しいので興奮するのです。
ですから来客を仲間や普通のこととして犬に認識させましょう。
そこで、何人かのお友だちに協力してもらいできるだけ何度もお家に遊びに来てもらいましょう。
その時にはお友だちから犬に声を掛けてもらい、来客は犬に敵意がないことを伝えます。
犬の名前を呼ぶなどして声やニオイを犬に認識させてください。
そして吠えたらシーツを掛けたケージに入れて落ち着かせます。
静かにしているならばケージに入れないで自由にさせておきましょう。
最後に帰る際にはまた同じように声を掛けて家を後にします。
これを繰り返すとこの人はよく家に来る敵意のない人だと認識し、珍しくもなくなります。
どこの犬も家族や仲間に対して吠えるなんてことしないですよね。
仲間と認めるもの、珍しくないもの、つまらないものには大して犬は敵意や興味を持ちません。
トレーニングを成功させて愛犬と一緒に気持ち良くお客さんをお迎えしたいですね。